日本医療の明日を考える

医療従事者が転職を考える労働環境の悪い病院

mv

医療業界の現状

看護師として働いて10年経ちました。年々患者が増え仕事が忙しくなっているのに看護師が増えず、そのため同僚がどんどん退職していき病院全体の環境が悪くなっています。どうすれば医療業界の人材不足が解消され、労働環境が良くなるのか考えてみました。当サイトへのお問い合わせはこちらまでお願い致します。

NEW

労働環境が悪いと感じたら転職も視野に

労働環境が悪いと感じたら転職も視野に

病院を辞めたいと思う理由

一般企業と同じく病院にも、働きやすい職場と働きづらい職場があります。人間関係が悪く常にギスギスしている病院やパワハラやいじめがある病院はブラック病院かもしれません。医師や看護師が辞めたいと思う病院はどのような病院なのか紹介します。

教育しない病院

人の命を扱う病院に働く医師や看護師は、常に緊張感を保ち仕事をしなければなりません。特に夜勤などがある場合、疲労度やストレスが高くなります。さらに小さなミスも人の命を左右する事になるので、看護師の教育は厳しくなりがちです。しかし、教育をきちんとしていないのに、ミスがあるとミスした看護師を吊るし上げて責任逃れをする上司や病院は信頼する事は出来なく、辞めたいと考えても無理はありません。
また、新人看護師として就職した場合、最初に勤務した病院しか情報はありません。そこで十分な教育を受けていないのに、パワハラと思われる発言があったとしてもそれが当たり前だと思い込んでしまう場合があります。看護学校の同期などで集まる機会がある場合は、積極的に他の病院の待遇や人間関係を聞いてみましょう。もしかすると自分が勤めている職場の環境はブラックなのかもしれません。誰も教育してくれない病院で働き続けても、すべて自己流になる場合が多く、キャリアアップの内容として良いとは思えません。

待遇の劣悪さ

病院を辞めたいと言う理由で一番多く聞くのが、休みがほとんど取れなく激務だと言う事です。特に総合病院や急性期病院で働く医師は、高度で専門的医療を行うため責任も重大で忙しくなります。このような病院では、休みがあっても病院からの呼び出しやカンファレンスや勉強会などの参加もあり、休日がほとんどない事になります。休みが無く不規則な生活が多いため体調に不安を抱える医師も多くいます。

良い病院を見つけ転職を考える

医師も看護師も国家資格が必要な職業です。現在、医療業界の人材不足は深刻なので、職歴が浅くても資格がある限り採用される確率が高いです。特に医師は勤務先を変えても給料面などの待遇はほとんど変わりません。転職を考えている看護師は、看護師専門の転職エージェントを利用し、勤務時間や労働条件など自分の条件に合う求人を紹介してもらいましょう。求人情報は転職エージェントがきちんと審査し、離職率が高く労働環境の悪いブラック病院の求人は無いので、安心して利用出来ます。医師は1つの病院に所属せず、アルバイト生活をしながら自分が働きやすい病院を選ぶ事も出来ます。

各医療機関の労働環境の重要性

日本の医療について知りたい方へおすすめ記事

各医療機関の労働環境の重要性 医療従事者の離職を防ぐ病院の条件
医療従事者の離職を防ぐ病院の条件
勧められる今後への対策案 潜在看護師の復職を支援する確保法
潜在看護師の復職を支援する確保法
日本医療の現状と問題点 相次ぐ医療機関の休廃業
相次ぐ医療機関の休廃業
日本医療の現状と問題点 不足する医師と看護師
不足する医師と看護師